RIDE ON TIMEを通して見たトラジャのこと

 

 

 

はじめに

 

こんにちは!

1月から先月にかけてトラジャの密着ドキュメンタリーを放送してくれていた「RIDE ON TIME」(以下ROTって書きますね)についての感想がまとまったので、記事にしてみました。各回感想部分は「週刊トラビスジャパン」の該当週で書いたものとほぼ同じですが、一部書き切れていなかったところを付け足しています。

 

 

ROTを見逃した方へ

 

FODプレミアムで配信されています!

月額1000円弱とちょっとお高いんですが、初回2週間はトライアル期間となっており、2週間以内に解約手続きを踏めば無料になるはずです。

ただし視聴には

・クレジットカード

Amazon Pay

・その他各社携帯のキャリア決済サービス

のどれかの決済方法の登録が必要ですので、そこだけ気を付けてください!

 

また、ROTには1期~3期があり、トラジャの密着(全4回)が見られるのはシーズン3です。

fod.fujitv.co.jp

 

以前放送していたシーズン2にも1回だけですが屋良くん×トラジャの密着回があります。個人的にはメンバーが泣いてしまうシーンがしんどくてあまり見返せていないのですが、この回の存在を踏まえてのシーズン3ですので、こちらもリンクを貼っておきます。

fod.fujitv.co.jp

 

 

各回の感想

 

Travis Japan#1 DANCE

しーくんが悩みや自己評価について話していたのが印象的な第一回でした。

私はただのファンなので、不安な気持ちを打ち明けられたら勝手にこちらも不安な気持ちになります。勝手にですが。でも以前にも書きましたが↓

yagisawax.hatenablog.com

私はしーくんって「こういうアイドルでいたい!というイメージをすごく明確に伝えてくれる人」だと思っていますので、ここ最近の姿を見て、頼れるお兄さん(お父さんかもしれない)としての姿だけではなく、迷っている姿もファンと共有するアイドルでいようとしてくれているのかなと思いました。

ちなみになんですが、私が最初にトラジャを知った時のしーくんの印象は「クールでシャイな風紀委員長タイプ」でした。とらつべ等で明るく話している姿を見て彼を知ってくれた人からしてみたらマジで「誰それ?」って感じだと思いますが、本当に当時の私はそう思ってたんです。そして、しーくんはその頃から劇的なメタモルフォーゼを遂げたわけではありません。ファンに見せてくれる部分が少しだけ変わったというだけなんですよね。今起きているのも同じようなことなんじゃないでしょうか。

そして、ここ最近しーくんが葛藤を共有してくれたことで、しめちゃんに対して同じ振り付け師としてライバル意識があることが分かり、ここに勝手にワクワクしている自分もいます。あくまで勝手になんですが。しめしずは大親友ですが、唯一の同い年でほぼ同期、グループ内での立場も近いとなれば、やっぱりただ仲が良いだけじゃないのだろうなと思います。そしてこういう感情を抱えながらも、振り付けを作るたび最初にお互いに見せて支え合っているわけですから…しめしず、深いですね…。

一回目からなかなかのクソデカ感情を抱えてしまい、そして消化しきれないまま次週分が来る恐怖を味わった回でもありました。ROT、番組の性格上なかなか『今回は爆笑したわ!ウルトラハッピー★』とはならないんですよね…。ドキュメンタリーを見るのには覚悟が必要。

 

Travis Japan#2 TEAM

しめしずそれぞれとノエルくんが最初仲悪かった話、各所で何度もしてくれますが、聞くたびに当時のノエルくんが尖りすぎてて笑ってしまいます。こういう話が「笑える」っていうの、本当にご本人が成長して変わったんだなという…#1で「しーくんはその頃から劇的なメタモルフォーゼを遂げたわけではありません」と書きましたが、ノエルくんに対しては相ッ当劇的なメタモルフォーゼを遂げた人だと思っています。

そして松松がトラジャに入ってくれたとこって、あらためて奇跡だなと。彼らを見るたびに本当に天使なのでは?って思ってしまいます。その実力とシンメとしての軌跡を買われてトラジャにやってきたふたりですが、当時買われた以上のものをトラジャにもたらしてくれました。永遠に感謝しています!

 

Travis Japan#3 Synchro

コロナから復活したうみんちゅのインタビューから始まった第3回。うみんちゅはこういう時いつも率直な気持ちを話してくれて、聞いていると肩の荷が下りるような気持ちになることがよくあります。今回も復帰してやりたいことに「みんなと踊りたい」を上げてくれて、私の好きなトラジャだ!と何だかほっとしてしまいました。

イブ6の現場でおじさま相手に人たらしを発揮するしめちゃんのシーンはすごかったですね。ROTがまさか栃木テレビまで密着していたなんて!というところに驚きですし、この可愛い男の子が#2でクールな運転姿を披露していた人と同一人物だなんて…。

ダンスについてのお話もがっつりあり、屋良くんも登場してトラジャについて話してくれています。屋良くんの「損させたくない」「期待しかないからねあいつらには」という言葉がいちファンながらすっごく嬉しかったです。

まつくが俺の表現は怖いと言われるときがある、と話しているシーンがありました。思い返すと、確かにまつくのパフォーマンスで「こわい」という言葉に当てはまりそうな瞬間ってあります。例えばこの時のVOLCANOとか。

www.youtube.com

いつ見てもゾクゾクするし、それが「こわい」という感想に繋がる方もいるでしょう。でも、それってアイドルとして凄まじく強みになるまつくの魅力ですよね。見ている側の予想を裏切って爪痕残しまくっているわけですから。こういうギラギラしてる時のまつく、本当にカッコいいなと思います。これからも観客席にとんでもない不意打ち食らわせる素敵な表現者でいてほしいです。

そして、虎者ハピグルのジャズバージョンについて詳しくやってくれたのが一番ハッピーでした!あらためてえげつなく難しいことをやっていたんだなと思うと同時に、これが上演できて本ッ当に良かったなと痛感しました。「世界の曲の中でいちばん好きかもしれない」というげんげんの言葉、このフレーズごと抱きしめたい、私も大好きなアレンジです。

 

Travis Japan#4 Groove

最終回のテーマは「Groove」! 虎者本番の映像がたくさん使われており、大好きな円陣も見られ、全体的に何度も見返したくなる回でした。

個人的に、ジャニーズJr.の中でもダンススキルで知られるちゃかちゃんのダンスに対する思いが聞けたのが嬉しかったです。カメラに向けて淡々と話しているようで、熱い思いと覚悟が垣間見えるインタビューでした。

1回目からずっと思っていましたが、ROTのカメラ回してる方ってたぶんすごく若い方ですよね。トラジャの表情とか自然体な話し方を見てると、ふと同世代なのかな?と思うことが多いです(誰とでも仲良くなれるメンバーが多いので、トラジャがフレンドリーなだけという可能性もありますが…)。その中では比較的、ちゃかちゃんの受け答えって、ちょっと一線を引いているというか、楽屋での姿を撮られていても「仕事で話していることです」という枠組みを感じる話し方だなと感じました。でもその隙の無さがすっっっごく宮近海斗らしいなと思います。そんなリーダーのグループについての総評と、みんなでフットサルに興じるプライベートに近い部分の映像で終わったのが、素直だけど一筋縄ではいかないトラジャの魅力が詰まった展開でとても良かったです。

 

総評

虎者について

虎者-NIN JAPAN-という舞台作品について、ファンの1人として私がこれまで望んでいたことは、「①毎年脚本を改良していってほしい」「②これからも素晴らしい歌とダンスを見られるものであってほしい」「③危険なトランポリンのシーンを削ってほしい」の3つでした。

①については今回のドキュメンタリーとは関係ないので触れません。

②についてですが、やはりメンバーの並大抵ではない努力とたくさんのスペシャルな振り付け師さんによってステージが支えられているのだなと、今回の密着であらためて分かりました。

特に映像に出演してくださった屋良くん、YOSHIEさん、赤マリさんの3人には今後もたくさんトラジャと関わっていっていただけたらなと思います。もちろんトラジャはメンバーでの振り付けが可能なグループですが、トラジャを通してスペシャルな振り付け師さん達の作品が見られることも、私は楽しみにしています!そして、千年メドレーは虎者が続く限りやり続けてほしいです。これまでのファンだけでなく、これからトラジャのファンになるたくさんの人達にも、トラジャの千年メドレーが届けばいいなと思っています。

最後に、③について。お芝居と歌、そしてダンスを重視している自分には、ウォールトランポリンを見ている時の気持ちがどうしても「すごい!」よりも「怪我したらどうしよう、心配!」になってしまい、できればこれは削ってくれないかなとずっと思い続けていました。しかし、プロのトランポリン選手の方と難題に挑む彼らをドキュメンタリーで見てしまったことで、無くしてほしいなんてとても言えなくなってしまいました…。ウォールトランポリンが危険な技であることには変わりないので、今の気持ちは「この難易度を維持してほしい」です。舞台の他の部分のクオリティを上げながら、今の難易度を維持するだけでも正直死ぬほど大変なことだと思います。これ以上の技は望みません。そしてドキュメンタリーを見なくてもウォールトランポリンは必要!と思えるよう、もっとウォールトランポリンのシーンが必然として組み込まれているようなストーリーになってくれることを望みます。あっ結局①の話になってしまった。

 

トラジャについて

主な感想はほぼ各回のところでで書いてしまいましたが、新人アイドルとしてひたむきに頑張る!といった姿ではなく、どちらかというとプロとして成長を目指しもがく姿が見られたのがすごく胸に来るドキュメンタリーでした。

グループ名と連動するように「ダンスが上手い」「ダンスがすごい」と言われてきた彼らですが、客席にいるこちら側には想像もつかないプレッシャーがステージの上の彼らにはかかっていると思います。しかもこのプレッシャー、知名度が上がるにつれて今後もどんどん重くなっていくのでしょう。

でも、番組のラストで示してくれたように、「トラジャなら大丈夫!」とも私は思っています。どんな時もハッピーなグルーヴを忘れずに、楽しんで進んでいってくれますように!1人では難しいかもしれないけど、7人でなら、きっとできます。

 

 

さいごに(コメントボックス)

 

ブログ1周年&Vol.50越えの記念に試験的にコメントを設置しています、記事の感想でもトラジャの話でも何でもない話でも、なんでもお気軽にお送りください。

※コメント設置は終了しました。コメントしてくださった皆さん、ありがとうございました!

 

 

それでは、今回はこの辺で!